旬を揚げる手練の技と

仙台市青葉区国分町。天ぷら専門店「てんぷら先斗町(ぽんとちょう)」は、仙台市営地下鉄南北線「広瀬通駅」「勾当台公園駅」近くの場所にございます。和食一筋に修業を重ねてきた店主は、天ぷらの奥深さに魅了され、2012年に当店を構えました。旬の食材や季節感はもちろん、油や塩、揚げる温度や衣などにもこだわっております。店内には、天ぷらを次々と揚げていく店主の様子を眺められるカウンター席のほか、接待にも最適な完全個室をご用意。お酒も東北6県の日本酒や、ソムリエが選んだ天ぷらに合うワインを取り揃えております。美味しい天ぷらとお酒の共演を、ごゆっくりとお楽しみください。

天ぷらの美味しさが映える

抜群の鮮度と高い品質が自慢の食材を仕入れております。 中でも天ぷらの華である車海老は到着後すぐに 店内の生簀へ移し、温度管理を徹底。 揚げる寸前にお客様の前で捌き、ぷりぷりとした食感と 新鮮な美味しさをご堪能いただいております。

生簀の中の車海老

生簀の中の車海老

当店では繊細な車海老の美味しさがより一層引き立つよう、店内に生簀を設け、生きた状態で管理しております。通常、車海老の管理は25℃程度の水温が理想とされますが、あえて15℃~16℃に海水温度を設定。海老を冬眠時に近い状態へと誘導することで、身は痩せず、ぷりぷりとした 車海老ならではの食感をお楽しみいただいております。

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  • 野菜を仕入れ

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    当店の野菜は、魚介類と同様、旬の美味しさと鮮度を大切に仕入れております。地元仙台の地物野菜を中心に、産地よりも四季折々でいちばん美味しいと思える食材を全国から取り寄せています。時に京野菜や加賀野菜などの少し珍しい食材が入ることもあり、お客様から喜ばれております。

  • 季節限定の魚介が届く

    季節限定の魚介が届く

    当店の魚介類は、東京豊洲を中心に、地元市場や信頼関係のある取引先より厳選の品を直送いただいております。たとえば、春先は稚鮎の季節。静岡県や長野県天竜川より直送された稚鮎を海老とは別の生簀で管理し、春の息吹を感じられる天ぷらでご提供しております。

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天ぷらの味と個性

天ぷらの味と個性の決め手となるのが揚げ油です。たとえば、東京下町はコクが強く、色もついた濃いごま油100%を使うお店が多いのが特徴ですが、当店では炒った胡麻を搾った太香胡麻油と太白胡麻油、そしてコーン油の3種類を独自に配合。食材の美味しさを 引き出すと共にやさしい食感に仕上げ、てんぷら先斗町の味と個性を主張いたしております。

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より美味なる天ぷらへ

当店では、食材に合わせて衣の濃度を変えております。粉を溶く際には、全卵を水で溶いて冷やしておいた卵水を使用。食材の個性や食感を考えて衣の濃さを調整することで、より美味しい天ぷらに仕上がります。お客様に最高級の天ぷらをお出しするため、当店は日々の精進を怠りません。

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最後は感覚と経験がモノを言う

天ぷらの衣は、その日その日の温度や湿度、卵水での溶き方に大きく左右されます。当店では、こうした気候などのコンディションに細心の注意を払いながら、長年の経験から培った勘と感覚を大切にして、食材の美味しさを存分に引き出す衣をつくり上げております。

卵水で粉を溶いているところ

食材を包み込むように揚げる

天ぷらの美味しさは、食材を油に入れた瞬間に決まってしまいます。当店では毎日油を入れ替え、油が疲れてきたと感じたら、注ぎ足すことで変わらぬ味を堅持。店主は油と語り合いながら、いちばん美味しいと自負する状態でご提供しております。

店主プロフィール

店主である千葉竜太は、1977年、宮城生まれ。幼い頃より料理が好きだったこともあり、高校卒業後は 仙台の調理専門学校へ進学。その後、上京して東京・元赤坂にある「青山荘」にて8年間におよぶ修業を重ね、天ぷらはもとより鉄板焼きや日本料理の基礎を習得いたしました。修業後は仙台へ戻り、名店「三太郎」での3年間を経て独立。「てんぷら先斗町」のオーナー兼料理人として日々腕を振るっております。

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